映画『エヴァンゲリオンDEATH(TRUE)2』☆3

 編集氏に「シンエヴァ観ようと思ったらTVアニメ版から見ないといけないんですよね。半分ぐらいしか見てないんで」って言ったら「シト新生(総集編)、ネトフリにあるんでこれどうです?」となって見たやつ。これはシト新生をオススメされたのにリンクはdeath(true)2でこれでいいの? と思って一応検索をかけたら「『シト新生』は『Death and Rebirth』で、Rebirth編は未完成だったので『air/まごころを、君に』に生まれ変わり、death編を作り直した『death(true)』版が作成されて、さらにそれを作り直した『death(true)2』ができて『DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に』ができあがりました」という、なんというか「新装版。完成版。完全版商法みたいなことしてんな!」とか「『ゾンビ』の米国劇場公開版、ダリオ・アルジェント監修版(日本劇場公開版オリジナル版)、日本劇場公開版、ディレクターズ・カット版、テレビ放送版。みたいなもんか……?」と思うわけだけれども、つまりこれはシト新生をちょっと綺麗にしましたよ。みたいなやつなんだろう。多分。

 映画自体は本当に総集編で削っているところはデカデカと表示される文字の圧で突き進んでいく。

 『弾幕』『壮麗』『一刀両断』

 弾幕を『弾幕』。で終わらせるな!

 有名な石田彰ボイスホモはラスト五分ぐらいで歓喜の歌を鼻歌でふふんふんしながら登場する。あ、有名な絵だ。と思ったけど、思った以上に変なやつが出てくるシーンだったんだな。これ。そして五分ぐらいで死んだ。総登場時間五分。握りつぶされて死ぬんだけど、一分ぐらいちょっと固まってて「握り……握り……握り……つぶ……つぶ……つぶ……つぶ……つぶ……した!」という謎のためがある。ためにためて潰したらそのままエンディング。なるほど、これがエヴァンゲリオン……。コラボとかするときにいつも出てるメガネの女はテレビ版ではとうとう登場しないのね。air/まごころを、きみにも観るよ。

 ところでアスカがいつのまにか植物人間になってたんだけど、いつなったの?

サメとゾンビと空伏空人

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