『スプリングブレイカーズ』
いやまあ正直おっぱい目当てで観ましたよ。でっけえギャルのおっぱいを観にいきましたよ。実際、『悪魔の毒々をカンヌで売る方法』ぐらい適当に、女の子がたくさんでてくる2010年ぐらいのラノベぐらいの速度でおっぱいと乳首が観れる。
春休み。退屈な大学生活から脱出するために貯金をしていた仲良しパリピビッチ4人組。でも旅行にでるための貯金は全然足りない。なんでだろうなんでだろうとスパスパヤクを吸う。多分理由はそれだと思う。
でも旅行には行きたいから強盗してお金を稼いだわ! パリピな旅行にテンションがあがりまくった4人はめっちゃ普通に捕まり、旅行先にいたチンピラに買われる形で保釈金が支払われる。チンピラは恐いから家に帰りたいと願う友達と、強盗の『脱・日常感』に高揚してしまった友達。春休みの間だけの夢みたいな『脱・日常』が始まる。
強盗をしたことによって『悪いこと』にテンションがあがってしまった主人公たちが、拘束されているわけでもなく、脅されているわけでもなく、強盗に身を投じていく様は旅行の高揚感のようで、あるいは「ここではないどこかに行きたい」という夢心地のようで。
だから「これは楽しくない」と高揚感を失ったものから、春休みをやめて日常へと帰って行く。それを誰も止めない。もう帰っちゃうの? と聞くだけ。
楽しい楽しい春休みの夢。思い出。彼女たちの思い出だから、現地のチンピラたちは後腐れなく死んでいく。彼らと違って、彼女たちは春休みのあと、普通の大学生活が待っているのだから。変な映画だ!
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