『劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W』
つまるところ、プラモデルを思いっきり蹴飛ばすんだろうなとワクワクしたけれども、蹴飛ばさなかった。やっぱりそれをすると力の差が歴然だったからかもしれない。おもちゃが運動部に勝てるわけねえだろ。それはそれとして、必殺シュートでLBXに攻撃するシーンはある。必殺シュートはやはり暴力。
なんか知らんけどぶつかりあって混ざってしまったイナズマイレブン世界とダンボール戦機世界。そんな世界にしたのは、LBXを操っているわけでもなく、サッカーをしているわけでもない、なんか普通に発生した超能力少女! 『13日の金曜日PERT7』を思いだすね。サッカーとプラモデルで思いだすなよって話ですが。そもそも、超能力少女がなんだっていうんだ。こちとらビーム発射できるプラモデルと、普通にスタジアムを破壊し尽くすサッカーができるガキだぞ。たかだか超能力が使える程度がなんだ。と思ったら、超能力調査をしている謎の組織が「そういう能力持っている子が最近よく見つかる」と言っていたので、やっぱりよくいるんだろうな。じゃあこいつなんなんだよ。
サッカーとプラモデルが一体どうやって一緒に戦うんだろう。と考えながら観たけれども、「いや、やっぱりムリなんじゃない?」ってことをシナリオを書いている間に気づいたのか、ボスキャラが「サッカーキャラはサッカーで、プラモデルの方はプラモデルで戦いましょう」と提案してくれる。優しいな。でもだったら二つ合わせてやる必要がないんだよ。
そこにもシナリオを書いている時点で気づいたのか、最後の方には「ゴッドハンドの指の上に乗るプラモデルが輝いている」というシーンがある。指の上に乗っかかったらなんなんだよ。となるけれども、そのためにボスキャラがわざわざサッカーボールを持って今からするのはサッカーですよアピールしてくれるので、許してあげてほしい。やっぱりプラモデルを蹴るべきだったのではないでしょうか。そんなことをしたらマジの喧嘩になるよ
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