ジャッキー・コーガン
昨日観た映画がたまたまシネマスコア「F」(現在22作品しかない)だったので、次も「シネマスコアF作品みっか~~」となったので観たジャッキーコーガン。
あまたの作品と比べて「映画史に新たな1ページが!」となっている映画はだいたいつまらないと個人的に話題なジャッキーコーガン。
2013年、新たな殺し屋誕生というわりには優しく殺す殺し屋の話を誰もしていないことからなにか察する部分があるかもしれないジャッキーコーガン。
すまねえな、シネマスコア。『「F」評価も普通に面白いじゃん。あんま信用できないな~』とか思っちゃって。
まあ、素直に言うと『面白い』か『面白くない』かで話をすると、『面白いところが暴力を振られているおっさんが思った以上に綺麗にボコボコにしてもらえるところぐらいで、別につまんないわけではない……』。要約、『無』である。
『どっかの賭場を荒らしたチンピラをブラットピットが殺したのでお金を払ってください』という内容が、そのまま一時間半に引き延ばされたような、そんな映画である。
どうやら「08年代の金融危機」を「ギャング映画」の形に落とし込んだ映画らしいんだけれども、そもそも面白くなってからそういう批評はしてほしいな。面白くない最終絶叫計画に存在価値はないじゃないですか。そういうことです。
期せずして『この物語は○○を踏襲しています』という映画を連続で観てしまったわけだけれども、前提としてある『面白いって大事だよな』という気持ちがあらわになった形になってしまった。
まあしかし、別段『つまんな! クソが!』と言いたくなるような酷い出来ではなく、口から食道を通るが味はなく、胃に入るが満足感はなく、ケツからでたかどうかも分からない……ぐらいの無味無臭の映画なので、ブラットピットが優しく殺すって言うから観てみようかな。と思うなら、観てもいいんじゃあないかな。と思います。遠くからショットガンを撃って死ななかったので近くに行ってもう一回撃ったり、車の外から不意打ちで撃ち殺したりします。「命乞いとかされたら悲しくなってイヤなので……」が優しく殺すの意味なので、別にそこに『優しさ』は含まれていません。それは普通の殺し屋が普通にやってることで明記するほどのことではないのでは!?
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