映画『パペット・マスター』
煽り文にある「殺人人形はお前だけじゃない!」ってどういう意味なんだろうね。リメイク版らしく、じゃあ先にオリジナルを観てやろうかなと思ったら『パペットマスター3 ナチス大決闘』とか面白そうなもんがいっぱいあるじゃん。とワクワクしたものの、どうやらVHSしかないっぽいらしくめちゃくちゃ泣いた。こんなもののために涙があふれる日が来るとは俺も思わなかった。
内容としてはナチスのおっさんがつくった殺人人形が動きだしてホテルにいる人間を皆殺しにする映画である。分かりやすくていいね。悪いことはなんでもナチスのせいにしておけばいいんだよ。ナチスがつくった殺人人形なので殺す対象は「同性愛者とユダヤ人」。逃げようとするなら他も殺す。ユダヤ人を殺すのでユダヤ人を餌にしておびき寄せて人形をたたき壊したりする。意外と耐久力は低い。
殺人人形はこれを恐がれというのはムリがあるのでは? というぐらい可愛い。てってってって走ってベットの横に隠れてひょこっと顔をだして腹を裂いて腸を引きずりだす。可愛い。力の赴くままに人間の腕を引っこ抜いたり天井をドリルで破壊して飛びついてきたり体内に侵入して胎児を抱えて顔をだしたりもする。なんて可愛い。いや、最後は可愛くない。
全体的に可愛いやつらがR15のレーティングを思うがままに満喫してるキュートなスプラッタホラー。結構オススメ
0コメント